日本でも今秋の解散総選挙が話題になっていますが、一足早くここカナダでも解散総選挙が今月9月に行われます。前回2019年の総選挙で議席数を大幅に減らし、少数与党となったトルドー首相率いるリベラル党が、少数与党であるがゆえに法案が思い通りに通らない現状を打破するため、安定多数を求めて解散に打って出た今回の総選挙。


私も一部のメディアの予想の通り、リベラル党が議席数を増やす気がするんですが、色々とメディアでも意見が割れているようで、リベラル党の苦戦を予想するところも。


そして総選挙の争点の一つが、カナダ全土で共通のワクチンパスポートシステムを作ろうとしている点。現在、州毎にワクチンの証明書を発行しており、ケベック州の様にワクチンパスポートを独自で導入しているところもあります。


この現状に対して、NDP党の党首・Jagmeet Singhさんは、トルドー・リベラル政権の怠慢だと批判。一方トルドー・リベラル政権は、連邦政府主導でのワクチン証明書導入には年月がかかると言っております。


リベラル党に対する保守党はこの問題に対して、党首のErin O’Tooleさんが、政権獲得後はカナダ全体でのワクチン証明書のシステムを作ることを公約に掲げております。また、その他補助に対しても。

SEP062021 04
(保守党とリベラル党の政権争いも注目です。Global Newsサイトより。)

いよいよ今月下旬には投票が行われるカナダの総選挙。と言うか、今年後半は色々と選挙が多いですね。

日本の総選挙、カナダの総選挙、そしてモントリオール市長選と。


野次馬的な好奇心で色々とみていきたいと思います!







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