世界各国・各都市で未だに大きな問題になっているのはレイシズム、人種差別。これを克服するには学校教育も勿論大事ですが、一般の人々に対する啓蒙活動も確かに大事。

で、ケベック州政府はその為のTVCMやYoutube動画を作成したんですが・・・。そこに大きなクレームがつきます、ケベック州のAnglophon(英語話者)から。

動画では、若い黒人グループが夜公園に集まり、そこに「Friend」と言う文字が付け足されています。そして最後に"Put an end to prejudice."、つまり差別を止めよう、偏見を止めよう、と。

これとても良い動画だと思うんですが、フランス語バージョンだと、「Friend」の部分が「des amis québécois」、つまりケベック人の友達って言う意味に。

NOV272021 02
(不快に思う人もいるかもしれませんが・・。CTVニュースサイトより。)

これでは確かに「じゃあ英語話者はケベック人の友達ではないのか」ってクレームがつくのもわかるし、簡単にそういう状況を予想できたはず。なのでこれは100%チェックミスだと思うんです。

ただ、この撮影を取り直すために$2万ドル(約180万円)がまた消費されるんですよね。それは本当に必要な経費?って思っちゃいます。多分必要、と言うんでしょうが、なんと言うか・・。もっと他の事にこの予算使えるのでは?とも。

確かに英語話者が肩身の狭い思いをすることもあるケベック州。でも一方で、「マイノリティ・ビジネス」的なちょっと無理筋な要求・理論建てをする人たちも実際います。多分この辺りの対立が問題なんですよねー。正直私はフランス語全然達者じゃなく、英語話者に属しますが、この動画には何の文句もないし、取り直しで無駄なお金を使わないでほしいです。


確かに難しい問題ではありますが・・。







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