ケベック州の公衆衛生のトップに12年間君臨し、このコロナ禍でも対応を行ってきたDr. Horacio Arrudaさんが今週、州政府首相のLegaultさんに辞意を伝え、了承されたようです。

JAN112022 01
(辞任したDr. Horacio Arrudaさん。CTVニュースサイトより。)

彼はこのコロナ禍当初からケベック州のコロナ対応の指針を決定・アドバイスしてきましたが、多々批判にされされてきました。確かに前代未聞の事態で、誰も正解は分からない状況だったとは言え、例えば彼はコロナ禍当初、


- マスク着用義務化に反対
- 高齢者施設スタッフの施設間移動についてのコロナチェックを怠る(これにより沢山の高齢者がコロナ禍初期に亡くなっております)
- 学校内に空気洗浄機の設置は必要ない


などなど、その後専門家から否定・避難されることが沢山・・・。


まあ、本当に真っ暗闇の中、手探りで出口を探すような状況なので、彼一人の責任では勿論ないし、理解できる点も多々ありますが、ここは一度身を引くのがよさそうですね。感染再拡大でまた彼に批判が高まってきましたから。

次はだれが公衆衛生のトップになるか分かりませんが、過去2年間の対応を検証しつつ、有効な手を打ってくれる方が良いですね!







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