今月初めの2/3、モントリオール市内で、31歳の女性が線路を横断中に列車にはねられ死亡する事件が起きました。現場は正規の踏切ではなく、線路と道路・住宅地等を分けるフェンスに穴が開いているところがあり、被害者の女性はそこを日常的に通って反対側の場所で行っていたようです。そして今回の事件が・・。

FEB192022 04
(行政もこういう場所を把握していたはず。CTVニュースサイトより。)

現場はモントリオールでも栄えている場所・St-Laurent BlvdとSt-Denis St.を分けるように線路が走っていて、しかも辺りには踏切等の対岸へ渡る手段が見当たらないんだそうです。一番近くの踏切・地下道は750m先、およそ徒歩で20分くらいかかるそうです。


これは確かに問題だと思いますし、行政は知っていたはずです。少なくとも、踏切の設置が難しいのであれば、歩道橋等を設置するという考えはなかったのでしょうか?これは行政の責任ともいえると思います。

亡くなった女性のご冥福をお祈りするとともに、一刻も早く問題解決するよう、市・州がすぐに動くべきだと思います。







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