今の時代、個人情報とか、差別に対する非寛容とかが大事になってきていて、それに伴い既存のルールや運用等も色々な所で改定されていますよね。

ここケベック州でも同じで、その一つに「学校での体重測定」と言うものがありました。5年前の2017年、この件に関して時のリベラル政権は小・中・高での体重測定を禁止します。が、一方でCEGEPやColledge、大学等はその対象になっていませんでした。理由はこの件に関する議論は主に「低年齢の子供たち」に限定していたからだそうです。

FEB192022 06
(健康目的等以外ので測定は確かに嫌がるかも。CTVニュースサイトより。)


それから5年。ある議員さんの元にCEGEPの生徒さんからメールがあり、体育の授業で皆の前で体重測定するということがあったそうです。それにこの生徒さんは同意できず、結果として転向までしたそうです。


これは難しい問題ですね。「何のための体重測定」なのか、と言う点で。日本の学校教育の様に、日々の成長を見るため、おかしい所をいち早く気付くため(と言う目的でやっているのか不明ですが・・。)、と言うのであれば、小中が一番大事ですよね。そこは禁止しといて、上の年齢層はOK・・・。なんか、意味が理解できませんね。


これはCEGEPや上の年齢層でもそうするべきでしょうし、もっと言えば、健康管理や(国家的・大規模な)統計的な目的以外であれば、日本でもやめさせて良いのでは?







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)