勿論、一義的にはロシアが全部悪いです。理由はどうあれ、人の命を奪っても良いという判断でウクライナへ侵攻したのですから。

ただ、それと同じくらい、NATOやUSへの責任も出てくるのでは？だってNATOは侵攻当初すぐに「ウクライナへNATO軍を派遣しない」って言いましたからね。つまり、「ウクライナを見捨てる」って言っているも同語。戦線拡大し、本当に世界大戦規模に発展する危機を回避するための事でしょうが、NATOトップがこの時点でいう事ではないでしょう。

少なくとも、NATOは頼りにならない、アメリカは頼りにならないって言うのがウクライナの気持ちでは？今後、この侵攻が止んだとしても、ウクライナの気持ちはNATOやUSへ向かうでしょうか？

戦後の経済制裁でロシアを追い詰めることは出来るかもしれませんが、「今」助けが必要な人が沢山いるんです。その人たちを救うためのNATOでは？？

最初から「喧嘩」出来ない、しないと考えている時点でNATOは役立たずだし、プーチンは「力があれば何しても良い」って言うのを改めて感じ、それを見ている中国も同様の行動を起こす・・。

正直、アメリカと軍事同盟を結ぶ日本も他人ごとではないと思います。日本本土侵攻を他国がしてきても、誰も助けてくれないでしょうから・・・。

この侵攻、本質は「軍事協力グループは役に立たない」ってことでは・・・。