何度も当ブログでお伝えしている、悪名高きBILL96。この中には、「新たに移民してきた者は6か月以内にフランス語を習得しなければならない」と言うものがあり、正直言語習得を6か月やれって言う無茶ぶり具合に本当「この政府は馬鹿の集まりじゃないの?」って思ってしまいます。
うがった見方をすれば、「フランス語話せる者以外はケベック州に来るな!」っていう事を狙っているのでは、とも。
さてこのBill96に対して、ケベック州のテック企業37社が共同で反対意見を出していますが、政府は無反応。
この共同意見の中では、
「このままではテック人材がケベック州に入ってこない」
「そもそもケベック州にあらゆる人材自体が入ってこない可能性がある」
「ケベック州外に企業拠点を移す恐れが高い」
「結果、州内のテック企業が衰退する」
と、至極まっとうな意見であり、当然の予想だと思います。
正直、CAQ党がやっているのは、ケベック州民を引き連れた「緩慢な自殺」と一緒。じわじわと真綿で首を締められるように衰退していく・・・。
本当、誰かあいつらを止めてくれー・・・・。
(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
コメント
コメント一覧 (2)
本当、誰のための、何のためのものなんでしょうね、このBill96。。。
「このままフランス語一択で、そのせいで貧乏になっても構わない!」って言うならまだ理解できますが、企業も人もそのままQCに残ってほしいけど、フランス語勉強しろ!って言われても、選択肢がある人たちは当然逃げるはず。
QC州の未来は暗いですね・・。
ウチの会社でもこの法律で他の州へ引っ越すと辞めていった従業員が数名います。
マネージメントも移転を考慮に入れた会議をしているようで、この法律が良い方向に向かっているとは信じ難いです。
残念なのは今年秋の選挙でもCAQが勝つことですよね。。。
CAQとPQが合併しそうな勢いだし。
ため息しか出ないこの州の政治にガッカリさせられています。