今月7月、ローマ教皇Francisはカナダを訪れる予定です。その際、カナダ・アルバータ州でで発覚した、ローマカトリック教会寄宿舎における、ファーストネーションに対する教育(独自文化を否定し、カナダ文化、西欧文化に染め上げようとするもの)と、沢山の子供の骨が発見された事件(虐待・虐殺が疑われています)に対しての謝罪やスピーチを予定している、とのことです。
ファーストネーションに対する非人道的行為と言えば、よくアメリカが例に出されますが、ここカナダでも暗黒の歴史があり、ひどい扱いを受けていた事が近年明らかになって、証拠も沢山出てきています。
これに対してローマ教皇がスピーチをするのは、遅まきながら責任を認めることになるのではないでしょうか。償いの第一歩として・・。
多様性・多文化を誇るカナダとしては目をそむけたくなる事実でしょうが、しっかりを見つめてほしいですし、後世に伝えていってほしいと思います。
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コメント
コメント一覧 (2)
仰る通り、同じことをQC州がやっていますよね。どうしてこういう人たちって、自分たちがやっているのは正しい、他の人が同じことしたら間違いって言う発想が出来るのか、不思議でなりません・・。一番権力を持たせたらいけないタイプだと思います!
アイロニーですよね。
ケベック州が今まさに同じようなことを州民にしようとしてることを誰も気が付かないのでしょうか。
歴史は繰り返すって誰かが言っていたけどその通りですね。。。