私が住んでいる、モントリオールから北に位置するベッドタウン・ラバル市。人口も多く、正直生活するには快適で、わざわざモントリオールに出ずとも大抵のものはラバル市内で十分って感じ。

そんなラバル市のthe Société nationale du Québec à Laval (SNQL)と言う、まあ仏語至上主義の団体のトップ、Jean Desautelsさんが、ラバル市には沢山の非仏語話者が入ってきて、仏語が第二言語になりつつあり、危険だ、と。


私も知らなかったんですが、ラバル市、これだけ大きな街にも関わらず、バイリンガル・シティーではなく、仏語オンリー・シティーを標榜しているんですって。知らなかった・・・。なので、Jean Desautelsさん、ラバルがバイリンガル・シティーになるのを防ぐためにも現州政府与党のCAQに賛同しているみたい。

いや、もうさ、その非仏語話者がどれだけ市や州の経済に貢献しているのか、ちゃんと加味して考えているのかな・・・。正直、どんどん人がケベック州を離れていくだけだと思うし、人が集まらないだけだと思う。

仏語話者が少ないのは、訴求がうまくできていない面もあると思うんですよね。まあ難しい所ですが、CAQや仏語至上主義者がやっていることは、ケベック州に人材が来ないように、ビジネスチャンスが来ないようにしているだけって、分からないのかな・・。







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