来月10/03に投票のケベック州議会選挙。各党選挙運動に力を入れているところですが、現政権与党のCAQ党がやはり支持率でリードしている状況・・・。まあこの状況に安心した、いや慢心したというのではないでしょうが、CAQ党党首で現ケベック州政府首相のFrançois Legaultさんが移民についての自身の発言を謝罪しました。

と言うのも今週の選挙運動中に記者から「現在人材不足のケベック州において移民を増やすことは問題を増やすことに繋がると思うか」と言う質問に対して、「ケベック州民は平和を愛する人々で、暴力や過激な行動を好まない。この点、移民との融合が難しい点」と言うような発言をしました。

SEP072022 01
(本音が出たんでしょうね。CTVニュースサイトより。)

つまり、移民が暴力や過激な行動をケベック州に持ち込む、と言う風に解釈できます。これに対してすぐにFrançois Legaultさんは発言を謝罪したんですが、まあ多分本音ですよね、これ彼の。

勿論他党からは激しい非難が。

これで少しでも支持率が落ちてくれれば良いんですけど・・。だって彼が再選したら、必ず移民を減らしてくるでしょうし、フランス語至上主義のせいでフランス語話者以外の移民は減るでしょうし・・。


本当にケベック州は瀬戸際って感じだと思います。







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