先週月曜日のケベック州議会選挙、その結果に本当に落胆しましたし、正直これからカナダへ留学や移住を目指す方には、フランス語が出来ない場合は勿論、フランス語が出来る場合でもお勧めできなくなると思います。

さてそんな州議会選挙、結果的にはCAQ党が90議席獲得と、州議会議席の70%を獲得する大勝利に終わりました。ただ、ケベック州の最大都市モントリオールは状況が異なり、全27議席中CAQ党が獲得したのはたったの2議席。他はリベラル党・QS等が獲得しています。

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(周りはCAQの水色一色。その中でモントリオールはリベラルの赤多数。CTVニュースサイトより。)

これ、CAQ党政府によるモントリオール軽視が起きるのでは、と言う憶測もあり、Francois LegaultCAQ党党首やモントリオール市長のValerie Planteさんはお互いに仲が良い所をアピールしていますが、選挙結果から見ればモントリオール市はCAQ党を拒否したことになりますからね。

Pink Metro Line、Bill21やBill96、モントリオール市とCAQ政府とはここ数年対立を繰り返していますし、そもそも左派系のモントリオール市長と中道右派系のCAQ党とではそりが合わないのは当然

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(仲良しをアピールしていますが・・・。CTVニュースサイトより。)

今後も大きな火種になりそうな予感です、この関係性は。でもそれが反CAQの人達には良い流れになってほしい・・。







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