ケベック州議会選挙の話題が続いて申し訳ないですが・・・。ケベック州では州議会選挙に合わせて、青少年グループや各高校等で模擬選挙として約10万人を超える、選挙権がまだない未成年者が今回のケベック州議会選挙に参加したんです。これ、良いアイデアだし日本でもぜひやってほしい!

で、その結果は実際の選挙結果と大きくかけ離れ・・・。第一党に選ばれたのはQS(Quebec solidaire)。単独過半数の獲得とまではいかなかったですが、未成年からの支持では第一党に。そして次はリベラル党。つまり、未成年者にとっては左派系政党の人気が高いことを示していますね。

OCT102022 03
(若者層に人気なのかな、QS。CTVニュースサイトより。)

一方実際の選挙で大勝したCAQ党は野党第2党に。

OCT102022 04
(若者層と実際の数字の乖離が大きいですね。CTVニュースサイトより。)

これ、模擬選挙なので意味ないのかもしれませんが、未成年層及びモントリオール都市層では左派系政党が強いということ。これは世界的にも同じような傾向が強いのかもしれませんね。

さて、こういう結果が出ましたが、あくまでも本選挙で大勝したのはCAQ党。それを背景にこういう声を無視して更に強硬策を進めそうで怖いですね・・。







(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)