今月の悪夢のような州議会選挙結果を受け、CAQ党首のLegaultさんは第二次CAQ政権を発足させました。この中で注目は財務省兼任で英語系住民担当相に起用されたEric Girardさん。
これ、英語系住民の団体がケベック州政府に強く要請していた役職で、それが実際に適用され、また就任したEric Girardさんも英語系住民からの受けが良いみたいです。彼自身、UQAMとMcgillと言う、仏語系・英語系両方の大学を出ているので、状況が分かっているのかも。
まあ、それでもCAQはBIll96などのフランス語保護政策と言うの名の「他言語排斥」を進めるでしょう。いくら言葉で「”全ての”ケベック州民のために・・・」と言っていても、モントリオール周辺の選挙結果(大多数がリベラル党・QS党で占められ、CAQは2議席だったかな、確か)を見る限り、大都市モントリオールの住民はCAQを全く信用していません。
これを懐柔しようと甘い言葉で近づいているのでしょうが、無駄でしょうね。だって本当にモントリオールでCAQは嫌われていますから。
さて今後4年、更に英語を含む他言語の排斥が進んでいくんでしょうかね・・。
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