先月の州議会選挙でのCAQ党の大勝により、ケベック州を見限る人たちも出ていると思います。それは個人だけでなく、企業までにも及んでいると思いますが、その流れが更に加速しそうな・・・。

と言うのは先日、ケベック州の裁判所において、現在の州の法律によると「ビルなどの不動産に備え付けられた、動産(例えば、空調や電源装置など)に対しての課税は可能」と言うのが再確認されたんだそうです。

NOV063033 02
(またケベックが衰退する新たな可能性が・・。CTVニュースサイトより。)

詳しい内容は私も勉強不足ですが、とりあえずこの件について、カナダでも有数のデータセンター、ゲーム開発などのTECH企業が集結しているモントリオールのTECH業界は警鐘を鳴らしているんです。この法律により、沢山の業界で使われている装置・器具に新たに課税が行われるのではないか、と。

さらに踏み込んで、こういう事が続けば、州内7,000を超えるTECH関連企業及び160,000人の労働者にも悪影響を与え、州内のTECH産業が衰退する、と。

州政府は否定していますが、まあ正直、今の州内の生活およびビジネス環境は間違っても褒められるものではなく、他州に移る流れは加速していくと思います。

まあ、言葉は悪いですが、そうなってもケベック州民の自業自得ですからね。







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