現在、カナダ連邦政府でトルドー首相が進めている銃規制の強化案。これに対して、モントリオール・カナディエンズのスター選手・Carey Priceさんが反対を表明。自分たちは犯罪者じゃない、トルドー政権の銃規制強化はフェアじゃない、カナダの銃所持賛成派団体を支持する、とSNSで発進したんです。しかもこの団体、以前のブログで紹介した、14名もの犠牲者を出した銃撃事件を揶揄ったプロモコードを作った団体なんですよね。

(ルールを守ればスポーツハント続けられるのに、何が問題?CTVニュースサイトより。)
勿論この団体もすぐに反応して、Carey Priceさんに感謝の意をSNS上で伝えると同時に、銃規制への反対を改めて表明。また、ケベック州の独立を党是とするPQ党首もCarey Priceさんに同意を表明。
さあ、これでどうなるかな、Carey Priceさん。彼はずーっとカナディエンズのゴールを守ってきたスター選手。でも現在はケガで戦線離脱中。この件をどうファンが見るかな。
正直、現在の法体系では銃による事件が後を絶たないので、これ以上個人のモラルだけに頼るのが難しいから、物理的に規制を掛けようとしているんですよね。それすらも理解してくれないのかな?スポーツハントを楽しむ人だけが対象ではないし、でも「入口」を規制強化しないと犯罪が減らせないと判断しての措置なのに。
正直、Carey Priceさんの発言にはがっかりしました。規制強化されても、ルールに従っていればちゃんとスポーツハントは出来るんですよね。これ、多分今後Carey Priceさんは銃規制反対、銃容認派のシンボルとして扱われていくでしょうし、本人にとってそれがプラスになるのか、疑問です。
(当ブログ記事内で使用している写真・画像等は、特に出典の明記がない限り、著作権フリーの画像及び私が撮影したものを使用しております。)
コメント
コメント一覧 (2)
確かに利用されているところはあると思います。ただ彼自身もちょっと考え無しの行動だなーっとも思っちゃいますね。少なくとも「銃賛成派」って言うレッテルが今後も彼にはつくでしょう・・。
本当にこれは彼が良いように利用されている感じですよね。
法律が変わろうと、犯罪者でなく、犯罪を犯そうとしていないなら、何も変わらないと思うんですよ。
彼の発言の意図は的ハズレだと思います。