カナダ全土で長年の問題の一つが医療崩壊。これはもう連邦政府・州政府が協力して抜本的そして速やかに解決していくべきなんでしょうが、中々進まず・・・。本当、これが一番カナダ生活のデメリットですよね・・。
さてケベック州でも状況は同じで、看護師数も不足している状態。この状況にLegault首相は解決に乗り出したんですが、その方法があまりにも対立的と言うか。。看護師組合でしょうかね、それと州政府の交渉において、Legault首相は「看護師はもう少し柔軟に対応すべきだ」と発言。
あのね、命にかかわる仕事をしている人達にはそれ相応の報酬・条件が必要なんですよ。民衆を扇動するだけで分断を生み出すあなたに払う給料を減らして回すべきでは?
また、こういう状況ですから、公的病院ではなく私的病院で働く看護師さんも増え、その人たちを公的病院へ戻す特例条件もある、とLegaultさんは言っていますが、今更公的病院に変えるメリットをどれだけ提示できるか疑問。
まあ正直、元々ビジネスマンのLegaultさんは恫喝しての交渉スタイルなんでしょうが、それがどういう結果になるか、火を見るよりも明らかだと思いますが・・。
まだまだこの政権が後4年弱続くと思うと憂鬱ですね・・・。
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