昨日のバイデン大統領とトルドー首相の首脳会議の議題の一つであった、アメリカらからの難民申請者が不法にカナダ国内に入ってくるケースの問題について、一つの解決案が決まったようです。

これ、アメリカはNY州とカナダのQC州の国境において、正規の国境を通らず、Roxham Roadと言う場所を通って不法にカナダに入ってくる人たちが2017年から爆増していたんです。これ、一つはトランプ前大統領の政策で、強制退去させられる恐れがあるとして難民申請者がカナダに逃げてきたんです。

MAR252023 01
(これはある程度ルールを決めないと、無法状態が続くことになるので‥。CTVニュースサイトより。)

が、基本的に難民申請者は申請した国において審査されるのであり、審査機関中に別の国には行けない、もしくは審査している国へ送還されるんですが、あまりにも人が多すぎて対応できなくなり、無法状態に。

これに関して本日・土曜日より施行されたのが、「アメリカ国籍もしくはカナダ国籍を持たない難民申請者が不法に国境を超えた場合(多分両サイドで同じと思います)、国境を越えて14日以内の場合は相手国に送還される」と言うもの。

不法入国のメッカ・Roxham Roadには連邦警察がいるので、ここから多分強制送還されるのかな・・・。

まあ確かにこれは必要な措置だと思います。でないと、正直カナダ、特にQC州の負担が大きすぎるので。適切な処理を行って、ルールに基づいて対応していってほしいと思います!







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