現ケベック州政府と与党CAQ党の「仏語万歳」政策、「仏語のみ保護」政策の一つがBIll96。これにより、CEGEPなどで6~18か月間授業を受けて、必要な修了証書を受けるためには、フランス語のテストを受けないといけない、ということに。

つまり、フランス語のテストに合格しないと、例え学んだ学科の成績が優秀で卒業条件を満たしていたとしても、修了証書は発行されない・授与されないということ。

特にこういった学校の生徒数の殆どが留学生。こういった学校ではコンピュータ関連、幼児教育関連と言った専門分野の教育に力を入れていて、且つ卒業後は現地・QC州での即戦力を期待されていたんです。

MAY282023 03
(この政権が続く限り、未来は暗いままでは・・。CTVニュースサイトより。)

が、現州政府によりこの本来の目的にそぐわない、「仏語さえ話せれば、どんなに州民が苦しんでもOK」政策のおかげで現時点でも既にそっぽを向かれて労働力不足に陥っているQC州、ますます労働力が不足するだろう、とCEGEP関係者は言っています。

何度も言っていますが、留学・移住を目指す方でフランス語が出来ない方は、QC州はお勧めしません!フランス語を絶対に習得するぞ!と言う気持ちがあれば別ですが、現政権が続く限り、今後もフランス語が一番の足かせになるでしょうから・・・。







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