当ブログでも何度もお伝えしている悪法・Bill96。これがとうとう本日6/1より施行されました。これ、おさらいすると、仏語を守るために英語を制限するって言う法律。いかにも「仏語さえ守れれば、医療崩壊で人が死のうと、労働力不足で物資が不足しようと関係ない!」のCAQならではの法律。

まあ、他の野党の賛成しているから、QC州民の総意って言っても良いのかもしれませんね。

で、これにより何が起きるか。まず、英語系の学校はPEQの対象にならなくなります。つまり、永住権目的での英語系の学生の進学が減る、無くなる、そして労働力不足に繋がる。勿論、英語系でも条件を満たせば(高校以上の学校で3年以上仏語を使用など)、PEQの対象になりますが、果たしてどれくらいいるんでしょうかね。

そして新規移民者は移民後6か月から政府系のサービスは仏語でしか提供されなくなったんです。

また、5人以上49人未満の従業員を持つ会社も今後は「仏語を話せないスタッフ」の非ちるを提出しないといけなくなったんです。これ、50人以上の従業員を持つ会社には既に適用されている法律を、ほぼすべての会社に適用させたって事。

MAY312023 03
(QC州が困窮しても関係ないんでしょうね、この人達には。CTVニュースサイトより。)

さあ、どうなるかな、今後。私はこれまで以上にQC州から人が離れていくと思うし、移民も減って労働力不足がますますひどくなるって思ってます。それでもCAQは責任は一切取らないでしょうけどね。本当に最悪に事態が進んでいるかも。







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