カナダのある調査によると、カナダ人の約47%は「living paycheque to paycheque」、つまりカツカツの生活をしていると感じているようで、特に18~35歳の53%、35~54歳の57%ではそう感じてるそうです。これは勿論インフレや住宅価格の上昇、ローン金利の上昇等が主な原因。
特に大西洋側の州やマニトバ・サスカチュワンなどの内陸部の州ではこの傾向は顕著で、実に半数以上は苦労していると感じているそうです。一方ケベック州では38%、BC州では42%と州によって違うようです。
まあこういった不満がそのまま政治に反映されるようで、同時に行われた支持政党調査で野党・保守党が38%と前回より3%上乗せして以前トップをキープ。与党リベラル党は29%と更に支持率を落としています。
まあ、トルドー政権も長期化し、且つインフレ対策が功を奏している様子もないので、その批判がそのまま出ている感じですね。
とにかく、インフレ対策を喫緊の課題として取り組んで欲しいですね。
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