まあ、「仏語第一、その次は金!」政党ですから、この二つに当てはまらない問題には消極的なのも当然ですね。仏語と金さえ確保できれば、後はどうなっても良いのでしょうから。

ケベック州議会の委員会に置いて、野党がデートドラッグ問題に対してもっと州として対応するように、と言う動議を委員会で諮ったですが、CAQが数の力でこれを否決。理由は「既に今年の6月に対応を講じているから」。

SEP232023 07
(女性視点が欠けているCAQ。CTVニュースサイトより。)

ただその対策もSNS上で啓蒙を促したり、たった1万個のデートドラッグ予防グラスをモントリオール市内のバーに提供したりと、「やりましたよ!」感を出すだけのデモンストレーション的な感じに見えます。

一方で野党が促しているのが、高校・大学におけるデートドラッグの危険性の啓蒙活動、デートドラッグが入っているかどうかの検査キットの学校・飲食店等への配布、相談窓口などなど具体的な提案。

まあ前述した通り、仏語と金以外に興味がないCAQ政党ですから、当然の対応。もう一つは日本と同様、CAQも表に出てきているのを見れば「男性・ジジイ偏重の政権」って見えるので、女性的視点から物事を捉えられないんでしょうね。

本当、誰かこの政党の良い所、教えて欲しいです・・。







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