ケベック州外からケベック州内の英語系大学に進学する人の授業料を倍増させるという、アタオカ法案を通したアタオカ州政府。これで一番打撃を喰うのが英語系大学のConcordia, McGillそしてBishopの3校。
McGill大学は世界のトップクラスの研究室や評価を受けている大学ですが、この影響でこのランキングも下がるでしょうし、才能や将来性のある人たちは他国、もしくは他州、特にオンタリオ州に流れていくでしょう。
そしてもう一つのモントリオール市内の英語系大学、Concordia大学。こちらも沢山の留学生を抱えている大学ですが、既にコロナ禍の2021年から入学者数は減少傾向にあったそうなんです。そこに加えてこのアタオカ法案。
大学側は少なくとも7.8%の予算カットが必要とのことで、新規雇用の抑制や一定役職者の給与抑制などなどで対応する方針だとか。
これをしたところで、更に来年以降は州外からの入学者が減るのは確実ですから、正直大学を運営していけるかどうかの危機的状況でもあると思います。
本当、CAQ、ケベック州を殺すためだけに政権取ったみたいなものですね。
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