これはちょっと不運もあると思いますが、やはりしっかり母親側が保護されるべき問題だと思います。ケベック州では現在、産休中に解雇されたり(本来は違法なはずですが、会社のリストラの一環としてその職自体がなくなるケースもあり得るんだそうです)、職場復帰直後に同様の理由で解雇された6名の方が訴えを起こしました。
これ、訴えた相手は州政府になるのかな、ようは解雇により失業保険の申請をしたけど、失業保険を受けとる権利があるほどの労働期間が無い(産休中だったため)という理由で却下されていたんです。で、この方たちは訴訟を起こし、一旦は勝訴を得るんです。
が、その後こういう公的補助・保険を専門に扱う裁判において一転敗訴に。なので今回上級の連邦裁判所に訴えを起こしたんです。
こういう場合は私は失業保険を出すべきだと思いますし、そのために幅広く全労働者から社会保険料を徴収しているんですから。別に不正をしているわけでも、ずるいわけでもないと思います。これ認められないと、「ケベック州ので出産・産休はリスクしかない」って思われるだけだと思うですけどね。
これ、結構重要な問題だと思います。
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