Montréal Internationalと言う、投資家や起業家向けのサービスなどを行っている会社?団体?の発表によりますと、2023年にモントリオール市に海外から投資された額は$27.4億(約2,740億円)だったそうです。で、前年の2022年は$35.8億(約3,580億円)だったことから見ると、約23%の減少。
これかなり大幅な投資額の減少ですが、このMontréal Internationalの関係者はその理由はインフレや金利上昇をあげているんですよね。確かにインフレや金利上昇は投資心理に冷や水を浴びせた可能性は大いにあると思います。
でもそれはカナダの他の都市、またカナダ以外の国でも同様の傾向はみられたはず。
私はやはりこれは「QC州への投資は政治的なリスクが高い」という心理が働いているんだと思います。毎度おなじみのバカCAQ政権、仏語過保護政策で国際的なコミュニケーションツールである英語が敵扱いされる始末。更にもっとひどい英語追い出し政策が次々と出てきますし、海外からの投資家としては、「この州に人材、モノ、企業等が果たして今後も安心・安全に入ってくるのか?」という疑問を持ったのではないでしょうかね。
これ、本当にもっとしっかり精査してほしいし、政治リスクがその理由にあった場合、CAQは説明責任があると思います。
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