7/1はカナダ全土でカナダデー、カナダの建国記念日としてお祝いが催されていました。が、ここケベック州ではカナダデーの他に7/1は別の意味もあるんです。それは「引っ越しの日」。

ケベック州では賃貸契約って、7/1~6/30の1年間で行うのが普通なんですって。なので7/1及びその近辺での引っ越しが多くなるんです。

毎年この7/1近辺では現在住んでいる場所を出て行かなくてはならず、でも次の家が決まっていない人たちが出てきて州や市がサポートしているんですが、今年も同様。更にここ数年の住宅不足や住居費高騰のあおりを受ける形で否応なく今の住まいを出て行かないといけない人たちも出て、現時点でおよそ1,300世帯が未だに住む家が無いそうです。

JUL032024 01
(引っ越せる家がある人はラッキーなのかも。CTVニュースサイトより。)

こういう人達にこそ手厚い保護とサポートをするべきなんですけど、本当世界を見ても政治が悪いとその被害を被るのは政治家じゃなくて一般市民って言うのは本当やるせないですね。







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